ミニトマト

手ごろに家庭菜園で作れるもののひとつとしてミニトマトがあります。
普通のトマトより生命力が強く作りやすいので人気があります。
種から育てるのは大変なので初心者の方は苗から育てた方がいいと思います。
一般的には苗から育てます。

ナス科。種まきの時期は、2月中旬~3月下旬。
苗の植え付けの時期は、4月下旬~5月中旬。
収穫の時期は、7月上旬~8月下旬です。

種から育てる場合はいきなりプランターにいれず、ポットで育てます。
ここでは苗からの育て方をみていきましょう。

まず、プランターの底に底石を敷き詰めます。
コンテナの内側の線まで土をいれます。
その上から元肥を施し、土とよく混ぜ合わせます。
元肥は控えめがいいです。
多すぎると葉が生い茂り実がつきません。

苗を中心におきます。
根の周りに土をかぶせます。
用土が減ったらその都度足します。
植えたら水をたっぷりあげましょう。

ミニトマトは日差しを好みます。
ベランダや窓際など日差しがあり風通しのいい場所にプランターを置きましょう。
主枝から葉がでてその葉の付け根から伸びてくるのが「わき芽」です。
実に養分を送るため、でてきたわき芽は早めに摘み取りましょう。
主枝とその下2本のあわせて3本くらいだけ残します。
苗が倒れないように主枝に支柱を立てましょう。
茎は太くなるので、ゆるめに結んでおきましょう。

実が赤くなったら収穫です。
真っ赤に熟したトマトにはリコピンが多く含まれています。
活性酸素をやっつけるので生活習慣病予防になります。

  


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インゲンマメ

インゲンマメは、土質を選ばず、どこででも作れますので、家庭菜園で作りやすい野菜です。ただし、酸性土は特に嫌いますので注意しましょう。また、排水の悪い場所も栽培に不適切です。
インゲンマメは、つるありとつるなしがあります。家庭菜園では、つくりやすい品種を選ぶようにしましょう。
若さや用の品種としては、つるありの「ケンタッキーワンダー」や「尺五寸」などが作りやすく、サヤもたくさんつくので家庭菜園向けです。やわらかくて、品質も良いです。ただし、さやがごつごつして見栄えが悪いのが欠点ですが・・・。暑さにも強く丈夫で生育も速いですから、栽培が楽しみな品種です。
つるなし種では、「トップクロップ」や「江戸川」が早生で作りやすく、さやも柔らかくおいしいです。
実とり用では、つるなし種の「金時」が煮豆においしいです。

畑の準備と施肥
★土作り
1.土質は特に選びません。酸性に弱いため、タネをまく前に石灰をまいて土とよく混ぜ合わせて中和しておきます。30センチメートルの深さまでよく耕しておくことも大切です。
2.元肥
1平方メートルあたり堆肥をバケツ1杯、化成肥料を2握り施します。
*チッソ肥料が多すぎると、つるや葉ばかり生育し、実がならなくなってしまいます。

★追肥
1.本葉が2〜3枚に成長したら、間引きをし、1箇所につき1〜2本程度にします。
2.間引き後は、生育状態をよく観察しながら追肥、土寄せをします。追肥は、1回に1平方メートルあたり1握り程度の化成肥料を与えます。


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夏まき秋冬どりキャベツ

キャベツは一年中栽培でき、土も選ばないので家庭菜園向きの野菜です。難易度もさほど高くありません。夏まき秋冬どり栽培と、秋まき春どりの栽培があります。好みもありますが、夏まきは葉がやや硬くなり、味が落ちます。秋まきは、柔らかくて甘味の強い、品質の良いものができます。
ここでは、夏まき秋冬どりのポイントをご説明します。

☆夏まき秋冬どり
タネまきには育苗箱を用います。床土はピートモスと土を4:6の割合で混ぜたものを箱の8分目ほどまで入れ、すじ間10センチメートル、タネ間隔1センチメートルのすじまきにします。

畑の準備と施肥
★土作り
畑は日当たりの良い場所を選びましょう。肥料は、畑1平方メートルあたりに次の分量を与えます。
 ・ピートモス・・・10リットル
 ・油かす・・・100g
 ・熔成リン肥・・・100g
 ・苦土石灰・・・120g
上記の肥料を深さ20〜30センチメートルの土とよく混ぜたあと、幅30センチメートル、高さ10センチメートル、通路30センチメートルの植え床を作ります。

★追肥と土寄せ
植え付け後、約1ヶ月で第1回目の追肥をします。速効性の化成肥料を畑1平方メートルあたり20g程度散布します。
2回目以降は、キャベツの生育ぐあいを観察しながら1ヶ月ごとに追肥します。風や雨で株元が不安定になって傷がつくと病害が発生しやすくなります。適宜土寄せをして安定させましょう。収穫の約1ヶ月前まで土寄せをしていきます。


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